チャールストンの雑記帳2

昨日は馬場利子さんのお話し会に参加していただいたみなさん、ご来店いただいたみなさんに、“せんたく日和”のよっしーちゃんから提案があり、蜜ろうキャンドルを創っていただきました。









キャンドルアーティスト・ムネさんから教えてもらって、みなさんでこねて丸めて。





岩手・大槌町に届ける1300個のキャンドルの一部です。
先週末には焼津のソバ屋・案山棒さんでもキャンドル作りを開催しました。

このキャンドル作りを主宰する青山真虎さんに、今回のいきさつをうかがいました。

この1300という数字は、昨年3月11日の東日本大震災で亡くなった方たちの人数。
人口9000人の大槌町で、じつに1割以上の方が犠牲となりました。
町役場の職員の方の半分が亡くなり、町としての機能は全く果たしていなかったそうです。

震災後、すぐに大槌町に入った青山さんは、避難所になっている神社の神主さんと知り合います。
その神主さんから、来月3月21日に世界の宗教者が集まる機会があり、その時にキャンドルを灯したいと聞いたことから、今回のキャンドル作りに繋がったのです。

大槌町といえば、瓦礫のこととリンクする方もいるかもしれません。
青山さんはこう言っていました。
「瓦礫以前に、現地ではもっと先に考えなければいけないことがたくさんあるのです。」
働く場所がない…それ以前に、働く気力が出ない方たちも多い、と。
瓦礫処理、そして雇用のこと…その前に、心を。

みなさんが創ったキャンドルにあたたかな想いをこめて、大槌町のみなさんに届けることは、その問題解決には直接つながらないのかもしれませんが、どこかで忘れてしまっていた人の優しさとかあたたかさ、そういう小さな想いを届けられたら素敵だと思います。


もしこの蜜ろうキャンドルを創ってみたいという方がいましたら、

◇日時：3月3日（土）・4日（日）　9:00～17:00

◇場所：宝蔵寺・・・静岡県島田市牛尾1443（TEL 0547-43-4314）

蜜ろうキャンドルづくりしていただけます。
あたたかな蜜ろうを練って包んで想いを込めて。
お時間あったらぜひ参加してみてください。

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キャンドル作りを主宰している青山真虎さんの講演会が川根で開催されます。

『被災地の現場から～人の役に立てるしあわせ～』

日時：2012年3月2日（金）19：30～

場所：川根文化センター大ホール

参加費：無料　※どなたでも参加していただけます

企画：川根地区センター

協力：川根町青年団・婦人会


☆青山真虎（あおやままさとら）

1978年生まれ
静岡市で生まれ、島田市で育つ
ハーレーにまたがり、世界28ヶ国53,000km走破
冒険家・フリーカメラマン・NPO法人次世代人づくり推進塾理事長
静岡ココロの支援員代表兼実行委員長・静岡市教育委員会「次世代育成」講師
途上国子ども支援の会　　など
特技：煎茶道
座右の銘：行動あるのみ